林野火災に伴う空中消火活動①
○吸水の為高度を下げていくCH-47JA
初めに、栃木県足利市における林野火災において活動された消防関係、警察、自衛隊、市役所や県職員など全ての方に感謝するとともに、いち早い復興をお祈りしております。
初めて現地に行ったのは2/23(火) この日は風が強く防災ヘリは朝イチで活動を休止してしまった。
そこで威力を発揮したのが、陸上自衛隊のCH-47 チヌークである。
吸水後離陸し散水ポイントへ向かうチヌーク
この活動中に風がだんだん強くなり、最大値で約13m/sが吹いていました。
流石のチヌークでさえ、活動を休止する程の風で現場でも延焼拡大してしまったようです。
15時前より再度消火活動を実施
夕陽により浮かび上がる水飛沫と花粉
吸水の為アプローチ
吸水中
吸水完了
午後はCH-47JA 2機で散水
日没ギリギリまで活動しているチヌーク
お疲れ様です。ありがとうございます。
日没時刻の17:30頃吸水を終え臨時LZへ帰投していきました。
23日昼頃の現場
23日夜の現場
前日まで両崖山のみだった現場がたった一日で近隣の山まで広がってしまうのがわかりますね。
山火事は恐ろしいですね。
こちらは足利大学裏で通信設備を構築している12特科隊の通信
現場から離れたところからの撮影ばかりでしたが、そこにも自衛隊が!という状況でした。
12ヘリ、12特科、1ヘリ団の皆様ありがとうございました。
https://www.mod.go.jp/js/Press/press2021/press_pdf/p20210225_03.pdf